個人的に好きなパリ発のアパレルブランドがカフェを展開しているので行ってみた。
まず、パレ・ロワイヤル庭園内のA.P.C.(アーペーセー)。
何とオープンした翌日だというのに、こんな空き様。
言うまでもなくパリは流行に敏感なまちであるが、日本であればオープン初日や翌日なら行列必至だろうに。感覚の違いに驚いた。
席間を広く取った空間構成や個性的なインテリアが魅力的で、シンプルだけど他とは被らないブランドイメージをそのままに踏襲していると思った。
コーヒーをテイクアウトしたのだが、痛恨の撮り忘れ。フツーに美味しかった。
次に、同じパレ・ロワイヤル庭園内のKitsune(キツネ)。
こちらはA.P.C.の3分の1ほどの広さで、幾分ポップな雰囲気を漂わせている。
テイクアウトする人がメインだったが、ひっきりなしにお客が出入りし、アジア人が多かった。
カフェラテとマドレーヌをテイクアウトし、公園で一服。
この庭園、ほとんど人が少なくて静かな空気に本当に癒された。
嫌なこと、都合の悪いこと、全て忘れることができた。このままいたかった。
実はこのKitsune、庭園の外にも路面2階建てのカフェを構えていていた。
アパレルのMaison Kitsuneで働くジャパニーズ女子に聞いたところ、最近スゴイ勢いでカフェを出店しているのだそう。
店内は広く、庭園内の店よりも随分とシック。ベージュと深緑の椅子が美しい。
イートインでチャイラテをオーダーしたが、雰囲気も相まって非常に美味かった。
そして、特筆すべきは2階がレストラン・バー専用フロアとして機能していたこと。
レストランが併設されたCafe Kitsuneは聞いたことがなかった。
今回は残念ながら腹いっぱいで利用しなかったが、次回は是非うかがってみたいと思う。