久々に神戸・走水通。
土井雄一郎さんの「炭焼&wine 9」(以下、ナイン)で炭焼きを堪能する。
おまかせで白からスタート。
自家製のロースハムがよく合う。
セミドライトマトも来た。
うんめー。
ナインサラダ。
旬のイチゴが神々しい。
神戸は夏場、レタスが不作らしく、ナインサラダも一時お休みするかもしれないと。これは食べるしかないだろう。
次はもうひとつの白で、土井さんは赤。
九条ネギのオムレツ。
さて、炭焼きといこうか。
今日は旬のタケノコ、タマネギ、スナップエンドウにしてみた。
タケノコ。
甘味と歯応え、そして香ばしさが素晴らしい。
タマネギ。
何と言ってもこの甘さよ。春の恵みだ。
スナップエンドウ。
君も甘いなぁ。柔らかくてえぐみゼロやね。
シイタケも試してみる。
こんなでかいシイタケを出すのはナイン以外にまずナインじゃないか…やめておこう。
カサに溜まっただしスープの深旨さにヤラれました。
「今日は自家製のベーコンもありますけど」
満腹だけど…一期一会のメニューだ。頂くしかない。
赤、ですよねー。
ゴッドファーザーのエチケット。
「イタリア産ですか」
「いいえ、フランス産です」
…失礼しました。
香ばしい焼き上がりと肉の柔らかさに悶絶しました。肉も侮れないね。
外食ではあるが、ナインの炭焼きとなると胃が安心して、私は食べ疲れしない。
でもおうちゴハンと違うのは、酒が進むところ。
炭の香りと樽の香りは相性がイイので、炭焼きはワインを誘うのだと土井さんは言う。うーむ、なるほど。
ナインは野菜をメイン料理で頂くことができる店として、間違いなく私のイチオシだ。
しかし気が付けば、今日は一度も塩を振りかけなかったな。
春は野菜が美味い季節。
シンプルな炭焼きで素材の滋味を味わってみてはいかが。