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神戸・六甲道にフランスの風が吹いている

とある日の午前中に神戸で用事があり、JR元町駅で下車。

用事を済ませると時間は12:30。ランチをどうしようかと迷っていたところ、ふと頭をよぎったのが神戸・六甲道のフレンチ、「ル・トレフル」。

以前うかがい、そのセンスの良さに感嘆。その後も何度も行きたいと思いながらタイミングが合わず、今日も直前の当日予約だから無理だろうとダメもとで電話を入れると、すんなりOK回答。

オジサンはひとりウキウキしながら電車に飛び乗ったのだった。

店に着き扉を開くと、カウンターは満席でテーブルも私が着席して満席になるという盛況ぶりだった。

メニューはプリフィックス・スタイルのドゥ・プラ(2皿)。前菜・メインをそれぞれ3種類から選ぶ。

今回、前菜はサツマイモのスープを。

後乗せで鴨と人参があしらわれている。何と創造的なコンビネーションだろう。

鴨と人参の存在感をサツマイモが優しく包み込む。香り付けにはクミンシード。スパイシーな風味がパリのネオビストロを彷彿とさせる。

メインは真鯛のポワレ。

明石産の真鯛はプリプリと弾けるような歯応え。新鮮さの証しである。肉のジュをかけて旨味をプラスしているところも心憎い。

野菜は岡山県の自然栽培農家、石原農園から。小松菜も下に敷かれた里芋も素材そのものの滋味深さが素晴らしい。

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