どうだろう、松喜の魅力を少しでも伝えることができただろうか。
今の時代、どうしても求められるインパクトやパフォーマンスには見向きもせず、ひたむきに伝統的な日本料理の美味さを追求した、実に真っ当な割烹である。
ただ、先に述べたように、最も特筆すべきは2代目のバックグラウンドである京料理と初代の下町割烹の味がミックスされている点だと考えている。
そういう意味では私がこれまで頂いてきたのは懐石コースなので、京料理の要素が強い。より割烹の要素を味わいたいのなら、てっちりやスッポンのコースを頂く必要があるだろう。
是非、次回は予約を入れたい。
富二さん、いつまでもお元気で。秀一さんとの連携プレイ、楽しみにしています。
我々若造に美味しいものを沢山教えてください。