何だか急に寒くなり秋が深まってきた。
この様子だときっとすぐ冬が来そうだし、コロナも落ち着いている今のうちに色々出掛けたいと思う。
というワケで今日は実家に帰る次いでの神戸元町徘徊編。
いきなりだが、この写真を見てすぐにどこか分かった方は余程のまち歩き通かグルメの方だろう。
なぜなら今ここには兵庫県の食べログでスコアNo.1に君臨するレストランがあるからだ。
そのレストランとは、ソムリエ・西川正一さんとシェフ・坂井剛さんがタッグを組む薪焼き料理の店「bb9」である。
数年前に「nuda」から店名を変更し、リノベーションを経て洗練されたお忍び感満点の雰囲気に生まれ変わった。
もしまたミシュランガイドが神戸に戻ってきたら二つ星はカタイだろう。いつか行ってみたいなぁ。
そしてもう一つ、今注目の店がある。
が、少し勿体をつけて紹介したい。
まず画像は22年前のとあるテレビ番組の一場面。まさにこの通りを大スター・秋野太作が歩いたのである。
かつてここには知る人ぞ知る「松葉」という関西鮨の名店があった。
大将の相川さんは60年以上、この場所で1日2組限定のスタイルで鮨を握り続けてきた。
11年前、とある和食店の大将から「オレ知り合いだから今度行くなら松葉の大将に言っとくよ」と訪問のスケジュール調整まで進んでいたのだが、相川さんが急逝。本当に残念な思いをしたことを思い出す。
相川さん亡き後は娘さんが「佳景」という朝10時から呑める小料理屋をオープン。2,500円という絶妙な価格帯が飲兵衛たちの心をくすぐり、連日大盛況の予約困難店となっていた。
しかし今年の初夏、突如として閉店。女将の消息が心配だ。そして、ここはどうなってしまうのかと誰もが案じていた矢先、救世主が現れた。ということで、ようやくお店のご紹介。
日本酒とおばんざいの店、「せと果」である。
可愛らしい女性店主が一人で営むこの店、オープンから密かに話題を集め、この日もチラリとのぞくと中年のオジサマ方が楽しそうに呑んでいる様子が窺えた。
イイなぁ。今度行ってみよう。
さらにお向かいさんに新星発見。
バルビストロの「koba」。
ここは以前、「Kobayashi」というフレンチレストランだったが、何か関係があるのだろうか。
是非お邪魔してみたいな。