総じて、電話口で語ってくれた「地の魚を存分に味わってほしい」という宮崎さんの心意気がストレートに伝わってくる、素晴らしい料理だった。

しかし、いくら新鮮とはいえ最初から最後までほぼ魚だけで飽きのこないコースに仕立てることはそう容易ではない。
話を聞くと、それはひとえにグルマン溢れる中洲で積んだ研鑽と、日本料理に限らず様々なジャンルに視界を拡げてきた研究心に拠るものだと確信した。

補足すると、料理に組み合わせる酒のセレクトにもこだわりとセンスが感じられ、これが料理の良さをさらに引き出していたことも特筆すべき点。
自ら味わいそれぞれの特長を細かく把握しているので、安心して任せることができた。


さらに、「旅」という観点では、店内がカウンター席ということもあり、地元のご常連との会話が楽しめたことも有り難かった。
皆さん、新参者を快く受け入れてくれて、九州の人は心が温かいと改めて実感した。

深夜1時頃まで盛り上がり、実に楽しく思い出深い一夜となった。
また必ずうかがいたい。

素晴らしい旅は翌日の西海市へと続いた。
これはゴマサバではないでしょうか?
なんといっても九州では名物ですよね。私も小倉や博多で食べた鯖は美味でした。
関西では鯖は酢で締めたキズシが名物ですが、地方に行って違う食べ方を知ると、
新たな発見がありますよね。
それに中規模程度(言い方は適切かわかりませんが)の街の居酒屋って結構いいとこ
あるんですよね。
調理も接客も適度に余裕があるというか…
楽しみです。
コメントを頂戴し、誠にありがとうございます!
店主は長く中洲で修業された方ですので、まさにゴマ鯖かと存じます。
関西のキズシも好きですが、九州で頂く鯖は一際新鮮で美味だと感じます。
旅は新たな発見に目から鱗の連続で、酒場の料理・雰囲気・接客、いずれも三者三様で楽しいですよね。
通過しかしたことがない小倉の酒場にも是非お邪魔したいと思っています。