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【東京】今こそ訪れたいお一人様カウンター5選

コロナは収束せずとも食欲の秋が到来したということで、この時期にこそ訪れたいお店を紹介したいと思う。

Go Toも東京都が対象に入ったし、今回は東京でひとり欧風料理を食べるなら…という設定で私が今イチ押ししたい5店舗を選ばせてもらった。

是非、ご参考いただければと思う。

1.スクレ・サレ (新宿御苑前)

以前にも紹介した、中西貞人さんと菜摘子さんが営むビストロだ。

明るく清潔感がある店内はカウンター席がメイン。30代以上のカップルや孤独のグルメ系のグルマンたちが集う。

いずれの料理も丁寧な仕事が窺え、一皿のポーションが大きく、それでいて大変リーズナブル。ストレートな美味さはまるでビストロの教科書のよう。

これからの季節、オススメは「オニオングラタンスープ」。

重厚な味わいに体が温まる。

「フォアグラと目玉焼きルイ・オリヴェ」はもう少し先の季節になるが必食だ。

メインの「骨付仔羊肉のロースト」はこの量で3,300円。

驚きである。ここは新宿ですぞ。

中西シェフと菜摘子さんの漫才のような掛け合いが絶妙で、お一人様でも楽しく食事ができるだろう。

土日のみランチタイム営業があるが、メニューは夜と同じアラカルト。

【一人飲み食いの予算目安】夜:7,500円(私の実績値)

2.ダム・ジャンヌ(神泉)

京王電鉄・渋谷駅からひと駅、神泉駅に程近いビストロである。長くフランスで修業を積んだ松野隆之さんと奥様が営む。

私が今まで訪れたなかで店内が最も暗い店であり、その雰囲気はまるでフランスの片田舎。

その雰囲気もさることながら特筆すべきは、料理が抜群にウマイこと。

フランスの伝統的な郷土料理を日本人向けにアレンジしており、しっかり塩を打ち方素材の旨味を存分に引き出すレシピはいずれもワインと素晴らしい相性を誇る。

「ハマグリのオーブン焼き」。

旨味が爆発し、これだけで白ワイン3杯はイケる。

「トマトとズッキーニの重ね焼き」は引き算の料理。

素材本来の滋味深さを味わいたい。

これからはジビエの季節。スペシャリテの「蝦夷鹿のステーキ」を愉しんでもらいたい。

サービス担当の奥様による付かず離れずの接客が心地良い。シェフは奥で黙々と料理を作っている。

営業はディナーのみで、18:00から何と翌朝4:00まで。2軒目にも3軒目にも利用できる使い勝手の良い店だ。

【一人飲み食いの予算目安】夜:13,000円(私の実績値)

次ページへ続く

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