振り返ると、クラフトの料理がウマイ理由はふたつあると思う。
ひとつは、技術の引き出しが豊富でいずれも確かなものであるということ。神戸の有名洋食店からキャリアをスタートさせ、全国展開のホテルダイニングや街場のバルでさまざまな経験を積む過程で多くの一流技術を体得できたことは今、丸山さんの最大の強みになっているはずだ。
そしてもうひとつは、一皿一皿の構成力の高さ。
話をしていてよく分かるのは、丸山さんが感覚的にではなく、論理的に「なぜ美味しくなるのか」を常に考えていること。素材の特長、ワインとの相性、他の料理とのバランス…等、あらゆる側面から分析を試み、納得したうえでベストな調理を選択しメニューを構成しているのだ。
そんなクラフトの料理は昼夜ともアラカルトで愉しむことができる。
ワイン1杯とタパスだけでもよいし、一人利用ならハーフサイズで提供してもらえるのも嬉しいところ。夜は当日予約が可能なコースメニューもある。
まずは腹の減り具合を伝え、二人と色々相談しながらベストなコースを組み立てよう。
愉しみながら丸山さんのさまざまな想いを少しでも垣間見てもらえたら、私も本望である。
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